| ●あこや真珠(和珠) |
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天然真珠は古来より世界各地で珍重されていましたが、明治26年、御木本幸吉による半形真珠の発明以後、真円真珠の発明や養殖事業の拡大により、日本は世界的な真珠の産地となっています。養殖は三重県志摩地方、愛媛県宇和島地区、長崎県大村湾や壱岐、対馬あたりが生産の大部分を占めています。また、韓国や中国でも養殖が行われています。
あの独特の光沢は、実体色と言われる真珠そのものに含まれる色素や不純物の色に、干渉色と言われる光の回折現象で現れる色とが重なりあって生まれます。色はホワイトを基調としたピンク系がやはり人気No.1。最近では、「ナチュラル」と呼ばれるブルー・グレー系やゴールド(イエロー)にも注目が集まっています。大部分は、しみ抜きや軽度の色を染色して真珠本来の良さを整えてから加工されるのが通常です。
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| ●白蝶貝真珠(南洋珠) |
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白蝶貝は、貝殻も大きく30cm以上になる場合もあります。養殖場はオーストラリアの北部、インドネシア、フィリピン、ミャンマーなど熱帯地域で、日本でも奄美から沖縄で少量ながら生産があります。水温の高いところで育てられるため、真珠質の分泌が盛んで、真珠もあこや真珠よりも大粒なものが採れます(8〜17mmくらい)。巻きの厚い真珠層と迫力の大きさが生み出す独特の雰囲気は、あこや真珠とはまた違った魅力があります。アコヤガイは生涯で一度だけ真珠を作りますが(取り出すときに死んでしまう)白蝶貝では真珠を作ったあと、真珠だけを貝を傷つけないように上手に取り出し、そこへ核だけを入れて再び真珠を作らせることが可能なため、繰り返し養殖が行われます。
色はホワイト、シルバー系クリーム、ゴールド系に分かれます。これは白蝶貝には貝殻の周辺部がシルバーリップと呼ばれるシルバー系のものと、ゴールドリップと呼ばれるゴールド系ものの2種類があり、どちらの貝を母貝とするかによって決まります。
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| ●黒蝶貝真珠(黒真珠、タヒチ真珠)
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神秘的でエキゾチックな雰囲気が人気の黒真珠。「ピーコック・グリーン」といわれる、黒地に虹色がにじみ出る、孔雀の羽のような色合いが最上とされます。その他にも濃い色あいのグリーン系、レッド系、ブラック系や淡い色合いのグレー系、ブラウン系、クリーム系など多彩な色があります。真珠貝の中では活動的な性質を持つようで、貝の中で真珠が回転してバロックやサークルといった変形を生むこともあります。
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| ●マベ真珠
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マベ貝は潮流の速い所に棲息するので真円真珠養殖が難しく、以前より半形真珠を作る貝として利用されていました。半形真珠は貝殻の内側に核となるものを貼り付け、その上に真珠質が分泌され、採取時にはこれを切り取って裏側に貝殻でつくったフタをして仕上げます。真円のものもありますが、産出量はきわめて少なく希少価値の高いものになっています。マベ真珠は、キメが細かく光沢が素晴らしいのが特長。半円のものはボリューム感も魅力です。色はシャンパンホワイトが主流で、他にホワイト系、グリーン系があります。最近は、ハート形やドロップ形のおしゃれなものも出ています。
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| ●淡水真珠
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| イケチョウ貝、ヒレイケチョウ貝、カラス貝など湖や皮に生息する貝から採れるものを総称として淡水真珠と呼んでいます。現在では中国でのヒレイケチョウ貝産のものが主流ですが、もともとは1910年ごろから日本の琵琶湖でイケチョウ貝により開発が始められました。しかし、現在では養殖場である琵琶湖や霞ヶ浦の水質悪化によりほとんどおこなわれておりません。中国産が大量に出回ったので、価格の点でもリーズナブルで、主にカジュアル・ジュエリーを主体に用いられています。大半は無核真珠といって、核を使わずピースだけを体内に移植して作ります。そのため、さまざな形が出来上がり、いろいろなデザインに応用されています。
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●大きさ(サイズ)
他の要素の評価が同じであれば、大きいほど価値は高くなります。あこや真珠の場合、
10ミリを越すと特に希少価値が高くなり、価格も急に上がります。10ミリの真珠は、人間で言えば身体の中にニワトリの卵大の異物を抱えていることになり、貝にとても負担がかるので、滅多に産出されないのがその理由です。
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●形
通常は真円に近ければ近いほどよいとされますが、美しい涙型のように希少価値の高いものには特別の評価が与えられます。また最近では、変形した真珠「バロック」も、個性的な形の面白さと手ごろな価格に人気が上昇しています。(バロック音楽の名はこの言葉からきています)
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●色
いわゆる白いパールの中には、白系・ピンク系・グリーン系・クリーム系などの微妙な色合いがありますが、シルバーピンク〜ピンク系のものが高く評価されます。注目されている「ナチュラル・ブルー」や「ゴールド」は、これとは別枠で評価されます。
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●光沢(テリ)
真珠層の表面が滑らかで、巻き(真珠層の厚さ)の厚い真珠には、独特の深みのある虹色の光沢があります。表面がボーッと曇っている珠の評価は低くなります。
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●キズ 大きさ、数、位置などで評価されます。まったく無キズの真珠はきわめて少ないので、特別大きく目立つものでなければ、あまり気にしすぎないほうがよいでしょう。
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●「花珠」について
「花珠」とはピンク系で完全真円かつ無傷の真珠をいいます。具体的には基本的な検査項(「巻」「形」「光沢」「きず」「仕上げ」とします)がすべて最高品位であること、かつ花珠の呼称号にふさわしい品位をもっていることが必要になります。浜揚げ珠のうち、宝石としての使用に耐えうるのは50パーセント、花珠はさらにその2,3パーセント、養殖場によってはほとんど揚がらないこともあります。「花珠」に準ずる、「準花珠」という呼称も最近市場では使われています。
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| 一般の方に真珠の評価はとても困難。購入は、信用のできるお店で専門家のアドバイスを参考に、何点か比較してみるとよいでしょう。「セラジュール」ではお手にとっていただけない分、真珠総合研究所の鑑別書付商品を中心に、間違いのない商品をご提供するとともに、7日間の返品受入期間を設け、ご納得の商品をお買上げいただけるよう万全の体制を整えております。
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▼日常のお手入れ
パールの基本的なお手入れは、とにかく拭くこと。パールの主成分、炭酸カルシウムは汗に含まれる酸に弱いという性質を持っていますが、着用後すぐにふきとればほとんど問題ありません。使用する布は、柔らかく清潔なものなら何でもかまいません。水と油を同時に吸い取ってしまうメガネ拭きなどが最適です。
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▼パールはドレスアップの最後に
化粧品や香水に長い間ふれたままにしておくと、変質してしまうことがあります。お化粧を終えた後、ドレスアップの最後に装う習慣をつけてください。なお、誤ってついてしまっても、すぐに拭きとれば大丈夫です。
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▼パールの大敵「酸」への対策法
サラダドレッシングやジュースなど、酸性が強いものが付いてしまったときや、夏にひどく汗をかいてしまったときなどは、きれいな真水ですすいだ後、ガーゼなどで十分水気をとり、その後、乾いた布でから拭きしてください。ネックレスの場合は、糸がしっかり乾かず切れやすくなることがありますので、水に触れた際は糸替えをなさった方がよいかもしれません。
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▼糸替えのタイミング
ネックレスの糸は、使っているうちに伸びて切れやすくなります。2〜3年に一度は糸替えなさってください。留め金をつまんでネックレスを真直ぐ垂らし、珠一個分程度糸が見えるようなら糸替えどきです。最近は、糸替えが不要な「ワイヤー・タイプ」もあります。
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▼パール・ジュエリーの保管
変色したり傷がついたりするのを防ぐため、光の当たらないところに、他のジュエリーと触れ合わないようにしておしまいください。「セラジュール」では、お買い上げの商品はは全て保管に最適な特製ケースに入れてお届けいたします。
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▼「水」も避ける
海や湖から生まれ来る真珠ですが、実は水には弱いのです。
水仕事をするときなど、洗剤の成分も心配ですが、水も真珠にダメージを与えてしまいます。
手を洗うときも、指輪をはずしてからにしましょう。
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